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縫合、抜糸が終わったら治っているわけではありません

すべてのキズ(手術、ケガ)は縫合、抜糸が終わったら治っているわけではありません。
抜糸直後は赤く、硬くなっています。
しかもその赤さ、硬さは時間がたつにつれその程度は増していきます。
傷痕は、2〜3カ月をピークにして緩徐に落ち着いて来て、1年、2年と経過を追うごとに成熟して白くなり目立たなくなります。

皮膚のほくろ状の皮膚種腫瘍を切除する直前

皮膚のほくろ状の皮膚種腫瘍を切除する直前

皮膚腫瘍切除後3日の状態

皮膚腫瘍切除後3日の状態

皮膚腫瘍切除のち抜糸後7日

創傷治癒過程で線維芽細胞が増殖し、辺園が盛り上がって見えます。
また、毛細血管の拡張で傷痕周囲が赤くなっています。

皮膚腫瘍切除のち抜糸後7日

皮膚腫瘍切除後2ヶ月

まだ、傷痕周囲に赤みが残っています。
若干硬さとともに盛り上がりが残っています。

皮膚腫瘍切除後2ヶ月

皮膚腫瘍切除後1年

この頃になると、傷痕は目立たなくなってきています。

皮膚腫瘍切除後1年

このページの監修医紹介

院長 酒井 倫明

院長

さかい みちあき

酒井 倫明

日本形成外科学会会員
日本美容外科学会 会員
日本再生医療学会会員
日本皮膚科学会 会員
日本美容医療協会会員
日本臨床形成美容外科医会 会員