生活習慣病の中に肥満は大きな位置を占めています。
単に肥満というだけなら健康にはさほど問題はありませんが、肥満に伴う恐ろしい病気が潜んでいる場合もあります。
したがって「太っている」「肥満体質」の改善に、単に美容外科で体形だけを変えてもらうだけでは「ダメ!」なこともあります。
内科学的検査を行い、ダイエット指導や投薬が必要なことも多いでしょう。
肥満を伴う生活習慣病には、体を動かすエクササイズと食に対する意識改革が最も大切なことです。
これを踏まえた上で体形を美しく、しかもなるべく少ない手術範囲で物理的に皮下脂肪を切除することが、美容外科の脂肪吸引術です。

[肥満に伴う病気]
- 糖尿病
- 高脂血漿
- 脂肪肝・肝炎
- 無呼吸症候群
リダクション手術
腹壁形成(タミータック/腹部リダクション)
腹部の脂肪吸引をおこなうと、余剰となった皮膚が下腹部に垂れ込み、体の線が不恰好になります。
脂肪吸引後、あるいは急激に痩せて、腹部の皮膚や皮下組織が前垂れのように垂れ下がった場合、腹部の余剰皮膚を切除し腹直筋を引き締める手術があります。