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腹部リダクション(タミータック)手術の実際

腹部リダクション手術の実際

下腹部の切開による手術法

下腹部の切開による腹部リダクションのデザイン

下腹部から側腹部に切開予定線を考えていきます。
高さは陰毛の発生部位からにします。
筋膜上での剥離は、臍を超えてみぞおち近くまで行う予定にしていきます。


下腹部の切開による手術法のデザイン例
下腹部の切開による腹部リダクションのデザイン例

写真は、実際のデザイン例です。
下腹部の部分を切除し、へそ上の囲われた部分は、剥離を進めていきます。


腹部リダクション手術の切開から剥離まで

切開
腹部リダクション手術の切開

下腹部に長い横切開を入れていきます。
お臍の周囲にも円を描くように切開を入れていきます。

このとき切開の深さは、脂肪層を超えて筋膜の直上までとします。


剥離
腹部リダクション手術の剥離

腹直筋上を胸部に向かって剥離を進めていきます。


下腹部の切開による手術法 切開の様子

下腹部の切開から腹直筋膜上を胸部に向かって十分剥離を進めた状態。
お臍は腹部から血行を考慮して、島状に残しています。

腹部の剥離範囲は、皮弁の血行を考えながら決定します。
剥離が多いほど腹部の余剰皮膚と皮下脂肪の切除が多くなります。

しかし、剥離範囲が大きくなることにより、皮弁の血行が悪化しやすくなり、場合によっては縫合不全が起こるともありますので、剥離範囲は慎重に決めていきます。

余剰の皮膚や皮下脂肪の切除が多く、臍の位置を上にずらす場合は、新たなお臍の位置を決め、皮膚に切開を入れ、そこからお臍を引き出します。

腹直筋の縫縮

下腹部の切開による腹部リダクション手術 腹直筋の縫縮

腹直筋を中心で縫縮していきます。

こうすることにより、両側の脇腹のひきしめになり、腰のくびれを表現できます。


下腹部の切開による腹部リダクション手術 腹直筋の縫縮後
腹直筋の縫縮後 正面
下腹部の切開による腹部リダクション手術 腹直筋の縫縮後
腹直筋の縫縮後 斜めから

腹直筋を縫縮して、皮膚を下ろした状態です。
この後、余剰皮膚を切除していきます。

余剰皮膚の切除と新たな臍位置のデザイン

下腹部の切開による腹部リダクション手術 余剰皮膚の切除と新たな臍位置のデザイン

腹部の皮弁を引き延ばして、余剰の皮膚と皮下脂肪を一塊にして切除をしていきます。
このとき、縫合創に過剰の緊張がかからないように注意をしていきます。

また、余剰皮膚の切除量が多い場合は、元あったお臍の位置が下方へ移動するため、新たにお臍の位置をデザインして、先ほど島状に残したお臍を新たに形成していきます。
元あったお臍の部分は、縫合します。

新しいお臍のデザインと縫合
新しいおへその位置を切開する

余剰皮膚の切除量が多く、お臍の位置が変わる場合は、新しいお臍の位置を切開していきます。


新たな臍を作成した後、皮下を2層に中縫合し、皮膚を丁寧に縫い合わせます

余剰の皮膚と皮下脂肪を切除し、新たな臍を作成した後、皮下を2層に中縫合し、皮膚を丁寧に縫い合わせます。
筋膜上は死腔となりやすいため、ドレーンを挿入し、血腫を防御します。


余剰皮膚の切除
下腹部の切開による腹部リダクション手術 縫合直後の様子
縫合直後の様子

下腹部の切開による腹部リダクション手術の縫合直後の様子です。
縫合した部分の下側、両サイドに見えるのがドレーンです。


下腹部と上腹部の同時切開による手術法

下腹部の切開だけでリダクションを行うと、臍の位置を形成し直さなくてはならないことや、下腹部の傷跡がかなり長くなること、さらに上腹部の過剰な皮下脂肪や余剰皮膚が取り切れない等といった不満が起こることがあります。
そこで、余剰皮膚や皮下脂肪の切除を上下でわけて同時に行う手法があります。

下腹部と上腹部の同時切開による手術法 デザイン
下腹部と上腹部の同時切開による手術法 術後のイメージ

下腹部と上腹部の同時切開による手術法 デザイン
下腹部と上腹部の同時切開による手術法 デザイン
下腹部と上腹部の同時切開による手術法 術直後
下腹部と上腹部の同時切開による手術法 術直後

下腹部だけの切開の際と異なり、筋膜上の剥離をあまり広く取る必要がないため、お臍の位置を変える必要もありません。
下腹部と上腹部の同時切開による手術法では、乳房下に初期に傷跡が残りますが1年ほどでかなり目立たなくなります。下腹部の傷跡は、比較的短くて済むのが特徴です。

この術式では、上腹部と下腹部にやや大きめの切開を入れるため、皮弁(腹部の中心部)の血行を考え広くは剥離しないことが肝要です。

術後の経過

入院期間:1日
包帯固定(腹部コルセットまたは腰痛バンド):1週間
腫れ、内出血:3〜4週間
概ね落ち着くまで:2〜3ヶ月
瘢痕が目立たなくなる:1年
瘢痕が完全に落ち着き線状になる:3〜5年

アフターフォロー

退院時ドレーンを抜去し、しっかり包帯固定します。
3日後、傷の状態をチェックを行いシャワー浴が可能になります。
ご自分で消毒なさりガーゼを当てコルセットや腰痛ベルト等で圧迫を行えば自宅でのフォローが可能です。
術後10〜14日までに抜糸を完了します。

脂肪切除(リダクション)の手術費用

項目 金額
(消費税別)
腹部切除・臍形成(タミータック) 150万円
腹部切除(小範囲) 60万円
臍形成 35万円
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