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脂肪注入・高濃度脂肪注入の原理

脂肪注入手術の原理

単純脂肪注入

体の組織はその細胞一つ一つに毛細血管からの血流により、酸素と栄養分を補給され生きています。
では何故、毛細血管が断ち切られ取り出された脂肪細胞が移植され生きるのでしょうか?

移植された脂肪の塊(脂肪注入された所)は、周りが自分の組織であれば、3日間で毛細血管が新生されます。なんとか3日間生き残った脂肪組織は、新生された血管により再びその場所で生きることができるのです。
しかし、移植脂肪の塊の中心部は血管からの栄養も無く壊死に至ります。
ですから、移植脂肪の80%近くは吸収されてしまうといわれています。

以前は、またったく定着せず100%吸収されるといわれていたわけですから、20%の定着でも上出来といえましょう。

一気に多量の塊で注入すると、中心部分では殆ど壊死。殆ど定着しない。

少しずつ多所に注入すると、壊死部分が少なくなり生着率が上がる。

高濃度脂肪注入

さらに近年脂肪幹細胞の研究が進み脂肪幹細胞をより高濃度にすることにより、定着率や移植脂肪の質の向上がみられるといいます。石灰化も少ないと報告する研究者もいるようです。
もし機会があれば、高濃度脂肪注入にトライしてみて下さい。

高濃度脂肪注入の図
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