酒井形成外科 診察予約

 

えら骨切り

えら骨切りの概要

えら骨切り手術は、顔のフェイスラインの気になる方、特に女性では顔のえらが張っていて四角い状態から卵形のすっきりした輪郭に変わりたいという方にお勧めできる美容外科手術です。

えら骨切りは、口腔内、下歯茎の奥に3cm程の切開を入れ、骨膜下を剥離し、えら骨を切る手術法です。
視野が狭い為、内視鏡やオシュレーターという専用電動のこぎりが必須道具になります。

えら骨切り手術は、正確を期するため術前に3DCTスキャンという、患者さまの顔面骨の骨格を正確に立体視できる検査(3DCTスキャン)を行います。これにより、えら骨きりは個人の希望に合わせ正確に行うことができます。
えら骨切りの手術は全身麻酔で行われます。

えらの張った四角い状態からすっきりした卵形の輪郭に変わるため、美しい小顔に変化します。
女性はもちろんのこと、男性にとってもやさしい印象を与えます。

えら骨切り手術の利点と欠点

えら骨切り手術のメリット

えら骨切り手術は、えらが張って気になる方には、適応の美容整形手術です。
従来のえら骨切り手術では、外側から進入(えらのあたりの皮膚の切開)していましたが、現在では外面の傷痕も無く手術ができるようになっています。

えら骨切り手術のデメリット

えら骨切り手術では、全身麻酔による合併症と術後4日程度は包帯を巻いた状態での生活を余儀なくされます。
下膨れといったフェイスラインの腫れは、少なくても3週間は続きます。
また、皮膚が弛むこともあり、その場合には十分腫れが退いた後にフェイスリフトが必要になることもあります。

えら骨切り手術の手術時間と術後の経過

えら骨切り手術は、全身麻酔の準備を含め3時間ほどかかります。
麻酔が醒めると病室に移り、入院になります。
えら骨切り手術後の疼痛(とうつう)は、薬剤等により緩和されます。
えら骨切り手術の翌日には退院になりますが、退院後3〜4日間は圧迫包帯を顔や頭を包むように巻いておきます。
ドレーン(術創に溜まった液を抜く細い管)は、退院時に抜去します。
包帯は、術後4〜5日目に取り去ります。その日にシャンプーをした後ご帰宅できます。
退院時は、唇の腫れが著しいためマスクが必要となるでしょう。
唇の腫れ(たらこくちびる状態)は、おおよそ10日間ほど続いたあと退いていきます。
ほっぺたやえらの部分の腫れは3週間ほどでかなり落ち着きますが、完全に柔らかくなるまでには2ヶ月ほどかかります。

えら骨切り手術のアフターフォロー

退院後、渡されたうがい液でよくうがいをしてください。
お食事は柔らかいものなら特に問題はありません。軽い歯磨きもできます。
包帯除去後は、洗顔洗髪や入浴も自由です。
おおよそ腫れが退き始める2週間までは、うがいを励行し口腔内を清潔に保ちましょう。
えら骨切り手術の術後4〜5日目に包帯を除去します。その後2週間目に状態観察と2ヶ月後のチェックをいたします。

えら骨切り手術の合併症

現在は機械的に安全に手術ができるようになりましたが、次の事項には十分注意も必要です。

出血や血腫

骨きりをする場合、骨髄から出血します。
止血処置や吸引ドレーンの留置、しっかりした包帯圧迫が大切です。

オトガイ神経麻痺

一時的な口唇まわりの感覚障害です。3ヶ月ほどで改善します。
ただし、切断すると感覚が戻らなくなります。

口腔内の傷痕

よく「口の中は傷痕が残らない」と言われていますが、それは嘘です。白い筋状に傷痕は残ります。

えら骨切り手術の詳細情報

施術時間 約3時間
施術後の通院 術後4〜5日後に包帯除去。2週間目に状態観察。2ヶ月後にチェック
腫れについて 唇の腫れ約10日間。頬やえらの腫れ約3週間、完全に柔らかくなるのに2ヶ月。
術後2ヶ月は下唇から顎にかけて感覚障害が起こる場合がありますが、自然に改善します
カウンセリング当日治療 不可
入院の必要性 必要
麻酔 全身麻酔

えら骨切りの手術費用

項目 金額
(消費税別)
えら削り・骨切り 120万円
えら骨から下顎骨前方までの骨切り 160万円
美容的要素のあるものは自費になります。

えら骨切り(えら削り)の手術の実際

えら骨切りの手術のポイント

  • えら骨切り手術前に3DCTを撮り、正確なえら削り(えら骨切り)計画を立てる
  • えらに向かう側方へは、意外に長めに骨切りを進める
  • 下顎の感覚神経は十分保護をする
  • 骨髄からの出血は十分止血する
  • えら骨切りの手術後の包帯圧迫は重要である

えら骨切りの手術の術前

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例です。

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 術前症例

術前

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 術前症例

術前


3DCTによる検査

えら骨切りの手術の前にCT検査を行います。

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 3DCT画像

3DCT画像

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 3DCT画像

3DCT画像


下歯茎の奥に切開を入れる

えら骨切りの手術では、腔内、下歯茎の奥に3cm程の切開を入れます。骨膜下に骨を剥離するとエラに到達します。
神経や血管を傷つける心配もなく殆ど出血もしません。
ただし、大変見にくいため、内視鏡での確認は必須事項です。

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 下歯茎の奥に切開を入れる

下歯茎の奥に切開を入れる


下顎骨の中面の最も厚い部分を削骨

下顎骨の中面の最も厚い部分を削骨します。この操作によりあごがすっきりします。
ただし、骨髄が出るほどあご骨を削ると、出血や骨の強度低下があるので十分気をつけます。

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 下顎骨の中面の最も厚い部分を削骨

下顎骨の中面の最も厚い部分を削骨


えら骨の切断

えらの裏側まで骨膜を十分剥離(はくり)します。
その後、あらかじめ3DCTから割り出した骨切りデザインに沿って、えら切りのこぎりでえら骨を切断していきます。

えら骨の切断

えら骨の切断


切り出したえら骨です。

切り出したえら骨

切り出したえら骨


えらの周りの咬筋を焼却し、ドレーンを挿入

えら骨切り手術の仕上げに、専用の回転やすりで形を整えます。
骨髄からの出血に対しては、アビテンやボーンワックス等で止血します。
これらはいずれ吸収されていきます。

この後、えらの周りの咬筋を電気あるいはレーザー焼却し、そのボリュームを低下させます。

えら骨切り手術の最後に、吸引ドレーン(直径2mm)を挿入し、液溜まりができないように注意します。

えらの周りの咬筋を焼却し、ドレーンを挿入

えらの周りの咬筋を焼却し、ドレーンを挿入


えら骨切りの手術の術後

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 術前症例

術前

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 術後症例

術後


外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 術前症例

術前

外側に跳ね上がっているえら骨の切除症例 術後症例

術後


えら骨切り(えら削り)手術後、外側に跳ね上がっているえら骨が無くなり、すっきりとした輪郭になりました。

休診日
2018年 09月
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